訪問査定と机上査定

不動産の売却を決めたお客様には訪問査定をおすすめします

机上査定とは、実際に不動産を見ずに、過去の成約価格・周辺の類似物件・不動産市場の動向などのデータをもとに簡易的に査定する方法です。公的な指標や相場情報を踏まえて算出しますので、ある程度の妥当性はありますが、必ずしも正確とはいえません。ですので、まだ売却の検討段階であったり、おおよその査定価格だけをすぐに知りたいといったお客様に向いている方法です。また、複数の不動産業者に机上査定を依頼した場合、同じデータに基づいて査定価格を算出していますので、結果として同じような査定価格が提示されることと思います。

一方、訪問査定とは、机上査定に加え、現地の状況、お客様からのヒアリング内容も加味した上で査定価格を算出する方法です。
不動産は一つとして全く同じものは存在しません。一つ一つ個性がありますので、それをきちんと評価し、査定価格に反映させる必要があります。訪問査定では、机上では把握できない建物のコンディテョンや近隣の状況、瑕疵などを盛り込んだ状態で査定をするので、より適正な査定価格が算出されます。訪問査定を選択して不動産業者に家まで来てもらうと、「強引に営業されるのではないか」と不安になるかもしれませんが、具体的にご売却を検討しているお客様には、訪問査定をおすすめいたします。